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ティーリーフ

ティーリーフというハワイの植物がある。

未だ勢いが止まらないキラウエアの噴火。ネットでは迫り来る溶岩を目前にして、道路の亀裂に何本ものティーリーフが差し込んだ写真があった。

 

ティー(ハワイ語ではキー)は、ハワイでは昔から調理や薬草、衣類、家の屋根など、日常的に使われている植物で、今でもハワイに行くとあちこちに見られる。

高さも3メートルほどになるらしく、邪気から守る魔除けの意味で、家の周りを囲むように植えられていることもある。

 

ティーリーフをスカートがわりにつけたフラダンサーを見たことがあるだろうか。

もともとフラは神に捧げる神聖な踊りであり、現在もその想いは受け継がれている。

本来フラとは自然を表現するというよりも、自然そのものになるのだそうだ。

ハワイアンは母なる大地の恵みと、全てのものに宿るマナ(超自然的な力)や祖先達の守りの中で自分達が生きていると知っている。

ティーリーフを身につけるということは、大切な意味を持つ。

 溶岩の前に差し出されたティーリーフは女神ペレへの捧げ物なのだ。